テクニック#2「テレビやPCの音量を下げる」

スペック表などでテレビやパソコンのスピーカー(アンプ)性能を調べると、実用最大出力20(10+10)Wなどと書かれているのを見かけるだろう。節電に心血を注ぐ森川家では、テレビやパソコンの音量を絞れば当然電気の使用量も減ると気が付いた。節電の成果は……!? なんと1円も変わらなかった! 実はスピーカーは一般家庭で利用する音量の大小程度では電力使用量がほとんど変化しない。そして待機電力はほぼ0W。1年くらい続ければ1円程度は効果が出るかもしれないというレベルの、超ドケチ節電術だったのだ……。
■58円 → 58円
■0円の節約!

アルインコのエアロバイク「AFB7012」(2012年10月発売)

テクニック#3「エアロバイク型発電機で自家発電を趣味にする」

トレーニング用のエアロバイクに発電機が備わったエコバイクがある。一般的な価格は30,000円程度だ。トレーニング用のメーターやトレーニングメニューの表示はもちろん電源不要。運動して汗を流すことで、充電池や携帯電話などを充電できる仕組みだ。節電が趣味と化している森川家でも1台導入し、一家で発電に勤しんだ。4人で代わる代わる毎日5時間こいだことで、スマートフォン1台でかかる1カ月分の充電コスト約8円が節約でき、さらに一家の足腰が鍛えられた!
■8円 → 0円
■8円の節約!

太陽が沈むタイミングで就寝すれば、節電につながる(写真と本文は関係ありません)

テクニック#4「起床と就寝を太陽に合わせる」

ほんの100年ほど前まで、一般家庭の起床と就寝は太陽を基準にしていた。明るくなったら起き、暗くなったら寝る。灯りといったら、ロウソク、松明、良くてガス燈。電気の灯りはなかった(電球が発明されたのは1879年だが、日本に普及したのは昭和以降)。往時を偲んで照明の不使用を思いついた森川家は、さっそく5:00前に起き、19:00頃には就寝する生活へと切り替えた。家中の照明が必要最小限で済むようになり、テレビを見たりネットで遊ぶ時間も減り、睡眠不足は解消、早寝早起きの習慣まで身に付いた。
■1,776円 → 27円
■1,749円の節約!