共有機能はどういった違いが?
また、他の人とファイルなどをシェアしたい時に役立つ、クラウドサービスの大きな特徴である共有機能はどう違うのでしょうか。共有リンクを使って情報の表示やファイルのダウンロードができるのはDropboxとEvernote、どちらも同じ。
Evernoteは自分が作成したノートのURLをEvernote 上からFacebookやTwitterといったSNSに投稿したり、メールとして送ることがPCとiOS版で可能です(Android版はメールのみ)。
Dropboxはサービス上からメールでファイルのURLを送ることができますが、SNSへの投稿はモバイルアプリ版から写真・動画を投稿したい場合など限定されています。ただし、以前にも紹介した特定のユーザーとフォルダを一緒に利用できるフォルダ共有や、相手に必要なファイルをアップロードしてもらうファイルリクエスト機能など、ファイルのやりとりについての共有機能に優れています。
同じクラウドを使ったサービスでも、Dropboxはファイル保存、Evernoteは情報の保存といったそれぞれの強みがあります。こっちの方が便利なはずだからと片方しか使わない、というのはもったいないこと。実際に使いくらべつつ、自分のライフスタイルにあわせた活用法を模索していくのが賢いでしょう。