EvernoteとDropbox、アルバムとして使うならどちらが便利?

どちらも多様な利用法があるサービスですが、例えばもしEvernoteとDropboxそれぞれで複数枚の写真をまとめてアルバム的な使い方をした場合、機能や便利さの点でどう違ってくるのか比較してみましょう。

Evernoteで写真を扱う場合、ノートを作って写真を張りつけ保存していきます。この際、Evernoteなら1枚のノートに複数の写真を張り付ける形でも、ノートをまとめる「ノートブック」を作成してその中に写真を貼ったノートを保存していくという使い方が可能。また、ノートに写真に対するコメントを書き込むことはもちろん、写真そのものに図や文字を書き込むこともでき、情報量が多いアルバムが作れそうです。

Evernoteではファイルをそのまま保存できず、ノートに貼り付けて使う形になる

ノートに文字や図といった書き込みができるほか、写真にも直接書き込みが可能

写真の枚数が多い場合、ノートに複数枚貼るか、ノートブックを作成して複数のノートをまとめるかになり面倒

一方、Dropboxの場合はフォルダに画像ファイルをまとめて保存するだけ。写真内にコメントや図の書き込みはできませんがただし、Dropboxではファイル編集など共同作業のために、ファイルにコメントを残す機能があります。他のユーザーと共有した場合、写真の感想などをコメントとして残すことができるというわけです。

さらにDropboxは様々な形式のファイルがプレビュー可能で、モバイルデバイス上において画像ファイルは1回タップするとプレビューが表示され、さらにタップするとフルスクリーン表示になります。写真は左右にスワイプすることで同じフォルダ内の写真が次々と表示され、スライドショーのように使える仕組み。

Dropboxではフォルダに任意の名前をつけて写真ファイルを集めるだけ

プレビュー画面のふきだしマークをクリック・タップするとコメントが書き込める

写真をタップするとプレビュー・フルスクリーンと切り替えられ、スワイプで写真送りも可能

写真と共に思い出など書き込みたい場合はEvernote、枚数の多い写真を見せる使い方をしたい場合ならDropboxの方が便利でしょう。