スイスのマクドナルドに怒れ!?

担当編集H氏「青木さん、EDIFICE(エディフィス、EQB-510)OCEANUS(オシアナス、OCW-G1000)のことも忘れないでくださいよ。特にOCW-G1000は、GPS電波受信を実際に試すって、前回の記事で予告しちゃったんですから」

もちろん、覚えていますとも。今回、EQB-510はスイスのバーゼル駅前で、OCW-G1000はフライブルクで現地時刻合わせを行った。アプリを介してスマホと連携するEQB-510の便利さは、連載初回からご紹介している通りだが、OCW-G1000で現地時刻に合わせる手軽さもひけをとらない。何しろ、4時位置のボタンを長押しして、9~10時間の「T(時刻のみ取得)」または「T+P(時刻と場所を取得)」に秒針を合わせるだけ。「T+P」に合わせれば、現在地がどのタイムゾーンに属するのか、そのタイムゾーンの代表都市表記が何なのか知らずとも、正確な現地時刻が取得できるのだ。

EDIFICE EQB-510

OCEANUS OCW-G1000

極論すれば、現在、自分が世界のどこにいるのかまったくわからなくても、頭上に空があり、GPS衛星を補足できる環境でありさえすれば、正確な現地時刻に自動で合わせてくれるのである。もちろん、標準電波が入らない地域でも関係ないが、入る地域であれば電波時計としても機能する。

【動画】CASIO OCW-G1000 GPS時刻受信 in ドイツ・フライブルク
※音声が出ますが、字幕入りなので音声を消した状態でもご覧頂けます。

EDIFICE EQB-510は、まだフィンランド時刻を指している。奥に見えるバーゼル駅の時計塔と見比べてみよう

【動画】CASIO EQB-510 現地時刻同期 in スイス・バーゼル駅前
※音声が出ますが、字幕入りなので音声を消した状態でもご覧頂けます。

実は今回の【ドイツ・スイス編】のために、H氏とバーゼル駅前のマクドナルドで「FCバーゼルバーガー」を注文してみたり、フライブルクのスーパーでコーラ味のビールとアイスドブルー・フレーバーを買って飲んでみたりしたのだが、どれもネタ的には不発に近かったので、さらりと写真で流しておく。

スイスでは、ユーロとスイスフランが使えることが多い。しかし、バーゼル駅前のマクドナルドではユーロは使えない。ご注意を!

「FCバーゼルバーガー」のタペストリー。スモールサイズはスイス基準とはいえ、12.7スイスフランは為替を考えなくても高い!

ネタにと買ってはみたが……。かろうじてサッカー要素を感じさせるのは包み紙だけ(このデザインも十分ひどい)

筆者がオーダーしたスタンダードなバーガーは、まぁまぁ広告イメージに近い……か?

レジの上方に掲げられたおすすめ?メニュー

そして、これがFCバーゼルバーガーだ! H氏、ここは怒るべき! 怒るべきです!!

かねてよりスーパーで見かけて気になっていたフレーバービール「MiXery」をってみた。製造は独カールスベルク(カールスブロイ)社で、デンマークのカールスバーグとは無関係のようだ。今回購入したのは「ビア+コーラ+X」と「アイスドブルー」

確かにコーラの風味はあるが、味は完全にビール。成分を見ると「ビール60%+コーラ40%」とあるので、「X」には0が代入されることがわかった。なんとか完飲

爽やかなクリアブルーのビジュアルを期待したのに、注いでみれば普通のビールの色。飲んでみたところ……。ウッ、甘い! というかマズイ! ビール臭とチューインガムのような甘さ、そして強めのアルコールというコンボにやられてほとんど飲めませんでした。ガクッ