お待たせしました! BASELWORLD美女カタログ

取材3日目、予定していたすべてのブランド取材を終えた我々は、次のミッションに取りかかった。私はブロンド美女コンパニオンの撮影。一方、担当編集H氏は原稿の執筆と整理。編集という仕事の無情っぷりを、これ以上わかりやすく伝えるエピソードがあるだろうか……。

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ブロンド美女の撮影も決してラクな仕事というわけではない。が、Can I take your picture for our internet news site? なんて声を掛ければ、彼女らもそれに応えるのが仕事でもあるわけで、「Sure!(もちろんよ!)」の言葉とともにポーズを取ってくれる。が、まれに想定外のリアクションが返ってくることもある。以下の写真のふたりがまさにそのパターン。左の女性がさも不機嫌そうにいう。

「いいわ。で、何枚撮るの? 私たちはね、今とても疲れているの。だから、その枚数しか撮ってはダメよ」

OK、じゃあ3枚だけ、などとこちらが恐縮しながらカメラを構えると、ファインダーの向こうには爆笑するふたりの姿が。

「アッハハハ、ウソよウソ、ジョークだってば!」

アハハハ……。ん?

……!!

このオヤジ、オチを持って行きやがった!!

BASELWORLD、もうひとつの見どころはスーパーカー

そんなわけで、BASELWORLDといえば時計と宝飾(と美女)の祭典なのだが、もうひとつの見どころがスーパーカー(世代を感じさせる言い方)。会場内外では、普段なかなかお目にかかれない名車を目にすることができる。

中でも今回の目玉は、ランボルギーニブースに展示されていたミウラSV! もうね、オヤジ感涙ですよ。映画『個人教授』で、ナタリー・ドロンが運転に四苦八苦するシーンが瞼に蘇る、そんな読者諸兄も多いことだろう。あのミウラも、イエローのボディカラーだった。その美しき思い出とともに、まさに宝飾品のような名車の美しさもじっくり味わっていただきたい。

スーパーカー世代ならずとも、その美しさに見惚れるランボルギーニ・ミウラSV。宝飾の祭典にふさわしい名車だ

エベラールのブースに展示されていたアルファロメオのクラシックレーサー

BASELWORLDの公式パートナーであるマセラティ社のグラトゥーリズモ MC ストラダーレ センテニアル・スペシャル・エディション

BASELWORLD名物のひとつ、ブランパンが所有するランボルギーニ(モデルは毎年変わる)。今年はウラカン!