無駄のないシンプルで軽いボディ

「MADOSMA Q501」の本体寸法はW142.8×D70.4×H8.4mm、液晶のサイズは約5.0インチとなる。バッテリーを入れていない状態の重量は125gと軽く、持ち運びが苦になることはなさそうだ。IPS方式の液晶ディスプレイがある表面は一般向けのパールホワイト/法人向けのブラックモデルともに黒色。

本体下部にみえる"戻る"キー、"Home"キー、"検索"キーの3つのボタンが、本機がWindows Phoneであることを再認識させる。左上には200万画素の前面カメラを搭載。背面はパールホワイトとなり、素材はプラスチックだ。粒上の光沢がわずかに輝く塗装は、指紋も目立たずさらさらとして触り心地が良い。背面左上には、オートフォーカス付きの800万画素カメラとLEDフラッシュが確認できる。また中央下部にはスピーカー用が設置されている。

5.0インチの「MADOSMA Q501」。表面のカラーはブラックで、200万画素の前面カメラを備える

表面のカラーはパールホワイト。800万画素カメラとLEDフラッシュ、スピーカーが確認できる

本体上部には、充電や転送に利用するmicroUSB端子(DC 5V)とイヤホンジャックを搭載。仕様から鑑みるにクレードルの発売などはなさそうだが、充電したまま立て掛けておいてもケーブルを傷めることはないだろう。本体下部には接続端子は見当たらず、内蔵のマイクのみとなる。

本体上部にmicroUSB端子とイヤホンジャックを搭載している

本体下部には内蔵マイクがついている

本体左右にあるボタンも必要最小限で、左側面に音量調節ボタン、右側面に電源ボタンを備える。カメラ用のシャッターボタンは備えていないため、写真は液晶画面をタッチして撮影することになる。なおWindows Phoneでのスクリーンショットキーは、電源ボタン+音量上ボタンだ。

本体左側面には音量調節ボタンを搭載している

本体右側面は電源ボタンのみ。カメラ用のシャッターボタンは備えていない

カバーが丸ごと外れる本体背面

次に、本体背面のカバーを外してバッテリーや各種カードを取り付けていこう。背面カバーはとくにネジなどで固定されている個所は無く、本体左下に用意されたラッチに爪などをかけ、上側に持ち上げることで全面がパカッと外れる。内部にも「MADOSMA」ロゴがしっかりと描かれており、本機がどこぞのOEMモデルなどではないことを伺わせる。

背面からみて左下に、カバーを開けるためのラッチが用意されている

カードスロットはバッテリー上側に用意されており、左の横向きに配置された端子がmicroSIM用、右の縦向きの端子がmicroSD用となる。対応するSIMはnanoSIMではない点に注意してほしい。スロットは挿入型ではなく、金属のカバーをスライドさせて開き端子の上に乗せる形状となっている。

「MADOSMA Q501」の背面カバーを開けたところ。バッテリー、microSIM、microSD用スロットが確認できる

金属のカバーをスライドさせ、上に開くタイプのカードスロット

なお、5.0インチとなる「MADOSMA Q501」の大きさはちょうどNEXUS 6とiPhone5sの中間の大きさとなる。スマートフォンの大型化が進んだ現在としては、小さすぎず大きすぎずとても持ちやすい。

左から、6インチの「NEXUS 6」、5インチの「MADOSMA Q501」、4インチのiPhone5s