開いてみても見慣れたガラケー

先の通りルックスは、ガラケーそのままなARROWSケータイだが、ボディを開いても、やはり、ガラケーそのままな外観を持っている。

見慣れたガラケーのフォルム

現代的だと思わせるのは、発色がよくコントラストが高いディスプレイだ。このあたりの技術は日進月歩なので、ガラケーを長く愛用している人がこのディスプレイを見ると、表現力がかなり向上していると感じるのではないだろうか? ちなみに解像度は480×854ドットだ。

画面上部の電波表示を見ると、「3G」の文字が目に入って、この端末がLTE通信対応ではなく、3G通信対応なのに気がつく。しかし、この端末ではストリーミングでHD動画を再生したりすることもないし、大容量ファイルをやりとりすることもない、コミュニケーターデバイスなので、特に問題はないだろう。なんにしても、ドコモの3G通信は速いので、日常的な用途では快適に使える。

3G通信をあらわす3Gの文字

キーボードを見ていると、まさにガラケーそのもののキー配列。カーソルの周囲のボタン配置を見ていると懐かしくなってくる。デフォルトでは壁紙表示だが、カレンダーを表示することもできる。

キーボードの「MENU」ボタンを押すと、3×4のアイコンメニューが表示される。タッチディスプレイではないので、カーソルでアイコンを選択、あるいは数字キーでアプリを起動できる。

MENU表示

あまりキーストロークはないが、しっとりとしたタッチでタイプしていて疲れない。

タイプして疲れない、使いやすいしっとりしたキーボード