機能面では、「EOS 7D MarkII」で高く評価された「フリッカーレス撮影機能」(蛍光灯下などで高速シャッターを切ると露出や色調が安定しない問題を解決する機能)も、EOS 8000Dなら利用できる。
スマホとの連携に便利なNFC機能をはじめ、ジオラマ風動画やHDR動画(極端な白飛びを防ぐ)を撮影できたり、細かなところでは外部ストロボのワイヤレス発光設定に簡単モードが設けられるなど、至れり尽くせりの進化を遂げているのだ。
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底面右にNFCモジュールを搭載。NFC対応スマホなら、かざすだけでWi-Fi接続の認証が行える
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Wi-Fi/NFCの設定画面。NFC接続の許可不許可も設定できる |
体育館などでの撮影に威力を発揮するフリッカーレス撮影機能 |
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ジオラマ風動画の撮影が可能。倍速設定(タイムラプス)も行える |
極端な白飛びを防ぐHDR動画撮影が可能。だが、録画時の画面からしか呼び出せず、わかりにくい |
個人的にツボだったのが、3:2、4:3、16:9、1:1のアスペクト選択がファインダー撮影時にも可能ということ。70Dではライブビュー撮影時しかアスペクトが選べず、かなり納得がいかなかったので、これはうれしい進化だ。もちろん、ファインダー内に選んだアスペクトに応じた太枠線が表示される。できれば枠線ではなくマスクにしてほしかったが、それはさすがに欲張りすぎだろうか。
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ファインダー撮影時でもアスペクト設定が可能! 素晴らしい!! |
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光学ファインダー撮影で16:9のアスペクトを選択できる EF-S 24mm 1:2.8 STM 24mm 1/40秒 f2.8 ISO3200 |
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こちらは1:1のアスペクト。高感度撮影時の画質も上々 EF-S 24mm 1:2.8 STM 24mm 1/40秒 f4 ISO6400 |
などと、ここまでカタログ記述的な話を書いてきたところで、読者諸兄は「で、AFはどっちが速いの?」「シャッターフィーリングの差はどうなのよ?」と仰るに違いない。ではズバリ、お答えしましょう!
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8000Dのグリップは細身で、手の小さな人でも握りやすい |
左サイドには、リモコン端子と外部マイク端子、マイクロUSB、HDMI端子を備える |
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アイコンが豊富でKissに近いモードダイヤル |
チルト式より自由度の高いバリアングルモニターを装備。自撮りも可能だ |
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バリアングルモニター展開部内側には、FCC(連邦通信委員会)をはじめとする取得規格マークが並ぶ |
内蔵フラッシュをポップアップしたところ |
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バッテリーはKiss X8iと同型で、最大撮影枚数は約550枚(CIPA基準)。ちなみに70Dは1,300枚 |
EF-S18-135 IS STM レンズキットのほか、ダブルズームキットも用意されている |
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パンケーキレンズ「EF-S 24mm 1:2.8 STM」を装着すると、このコンパクトさ! 高画質な単焦点コンデジの気分で持ち出せる |