Mozillaは、5月12日(現地時間)にFirefoxの新バージョンとなる「Firefox 38」をリリースした。前バージョンの37からは、3日後に37.0.1がリリースされている(こちらのアップデート内容は、同時に紹介した)。4月20日には、37.0.2がリリースされている。その内容は以下の通りである。
- Googleマップの描画が正しく行われない場合がある不具合の修正
- グラフィックス用のハードウェアとその機能を選択がより安定化
さらにセキュリティアップデートとして、以下が行われた。
- プラグイン初期化失敗時のメモリ破壊[高]
Firefox 38へのバージョンアップは、37.0.2からとなる。本稿では、インストール手順や新機能などを紹介する。また、Firefoxの内蔵プレーヤをデフォルトにするHTML5 Video Everywhere!アドオンを紹介しよう。
Firefox 38のインストール
自動的にアップデートが行われるが、早めに手動でアップデートを行いたい。Firefoxメニューの[ヘルプ]→[Firefoxについて]を開くと更新が行われる。[Firefoxを再起動して更新]をクリックする(図1)。
新規に、Firefox 38をインストールする場合、FirefoxのWebページからインストーラーをダウンロードする(図2)。
[無料ダウンロード]をクリックし、保存したファイルをダブルクリックして、インストールを開始する(図3)。
特に難しいことはない。画面の指示通りに進もう。以降で、Firefox 38の新機能や変更点を見ていこう。