砂守「ちょっと話を変えまして、この作品の話にいきましょうか? 自分の演じるキャラクターについて伺いたいと思います。例えばこの役は得意なタイプの役柄とか、初めて挑戦するタイプのキャラクターだったとか」
飯田「私は、初めてのタイプのキャラクターですね」
遠藤「私も、ここまではっきり尖ったキャラクターは初めてでした(笑)」
砂守「こんなところが自分に似ているとか、そういうのはどうですか?」
飯田「そらのちゃんはお嬢様の雰囲気で、私とは遠いとこにいるかもしれません(笑)」
遠藤「私も似てないですかね。自分はくれはちゃんのようにはっきりズバッと言えないです(笑)。でも真っすぐなところは見習いたいですね」
砂守「ちなみに、彼女たちが高校時代にクラスにいたら?」
遠藤「うーん……きっかけがないと自分から話しかけられないかも(笑)。自分は結構サバサバした子に引っ張ってもらいたいタイプで。高校時代からずっと仲良しの女の子もサバサバしたタイプの子なんですけど、どっちかっていうとお姉さんのくれなちゃんみたいな子で……くれはちゃんのほうが手厳しそうですよね(笑)」
飯田「うわぁ~あの子かわいくて美人~って遠くから毎日眺めていると思います。目の保養です」
砂守「(笑)。曲について聞いてみたいと思うのですが、レコーディングのとき、どうでした?」
遠藤「なんとなく自分の中でイメージが固まっていたので、『勤労少女の告白』は思っていたよりスムーズに進みました」
砂守「変拍子ですけど、さらっと歌っていたような……」
遠藤「いや、あの七拍子がなかなかとれなくて……(笑)。『All my bravery』も、自分の大好きな曲調なので歌っていて楽しかったです」
飯田「ライブのときのスクリームすごかったです」
遠藤「がんばりました(笑)」

ライブステージでも見事な歌唱力で観客を魅了した2人

      

飯田「でもオーバーエイジの曲、大変な曲が多いですよね」
砂守「うっ」
飯田「私の曲も、音符も細かく、リズムも速いので歌うのは大変だったけど、その繊細な分、歌いきったとき、出来上がりを聴いたときはとても素敵な曲で、普段でも通勤のときに聴いています」
砂守「あ、そうだ。みんなに"女子高生がBBAっていうコンセプトはどうかと思います"と怒られるんですが、そのへんどうですか?」
飯田「めっそうもございません!! 絶対にありえないです!! ディズニーランドに行ったときに高校生のピチピチ具合いにほぇ~ってなりました(笑)」
遠藤「でも私、ごろごろしながらアニメを見たりゲームをしては"あ~疲れた~"とか言いながらお昼寝ばっかりしてたので、あながち間違いではないかもしれないと……(笑)」
砂守「あー、すっごいわかる! あのころ、グダグダしてたなあ……」
遠藤「まあ、これは自分が怠け者なだけですかね……(笑)」
砂守「好きなキャラクターは誰ですか? あ、自分のキャラはなしで」
飯田「そらのちゃん以外だと……イベント等で一緒になることが多いゆりしぃの演じている島津くれはちゃんですね」
遠藤「あっ、嬉しいです! 私もそらのちゃんかなあ……黒髪ロングのお嬢様で、どことなく陰があって、たまに顔を出す毒舌キャラ……おいしいーー!!(笑)。主人公のましろちゃんも好きです」
砂守「ここで質問。魔法少女オーバーエイジの今後の展開を予想してください」
遠藤「それ、砂守さんにこっちが聞きたいことじゃないですか!」
砂守「確かに(笑)」
飯田「タイトルをなぞっていくとすると……玉手箱を開けたら高校生がみんな本当にBBAになってしまったぁぁ!!」
砂守「いきなり日本昔話に(笑)」
遠藤「あっ! くれはちゃんたち現役組 vs さくらちゃんたちオーバーエイジ組……結局敵は人間なんだ……戦争勃発! とかどうでしょうか?」
砂守「それラノベっぽい! ありそう……」
遠藤「ありそうなんですか? あっ、ぽんちゃんの実態を暴く番外編とかもください」
砂守「まあ、今後はまだ秘密です」