共有フォルダ機能の注意点

この共有フォルダ機能は無料版の場合、メンバーのアクセス権限はフォルダ内のファイルの編集ができる「編集権限」のみ。もし、ファイルを編集できるメンバーとファイルの閲覧だけ可能なメンバーと、人によって権限を分けたい場合は「Dropboxプロ」にアップグレードする必要があります。

また、共有フォルダ機能で注意したいのが、共有元だけでなく共有メンバー側でも共有フォルダの容量分が消費され、Dropboxの空き容量が減ってしまうこと。例えば1GBのフォルダを共有した場合、自分の容量はもちろん相手側のDropboxの使用可能な容量が1GB少なくなってしまうのです。

キャンペーンを利用してDropboxの容量を増やした、または「Dropboxプロ」を利用しているという方からすると「たったの1GB」でも、Dropboxを始めたばかりでまだ容量が2GBのユーザーにとっては「全容量の半分」なんてことがあるので、あまり容量の大きいフォルダをむやみに共有フォルダにするのは避けた方がいいでしょう。

「Dropboxプロ」では共有ユーザーのアクセス制限を2種類から選択可能

共有フォルダは相手側の空き容量を消費する

この共有は仕事でDropboxを使っている人なら利用する機会が多い機能です。また、すぐに使うことがなくても、写真のシェアやファイルの作成・編集などで使いどころが多いので使い方を覚えておく便利でしょう。