キービジュアル&キーワードから考える
アップルが開催するイベントでは、必ずキーワードとキービジュアルが用意される。こうしたキーワードやビジュアルも、発表内容を推察するカギになりうる。
WWDC15のキーワードは「The Epicenter of Change」(変化の震源地)だ。非常に抽象的だが、これまでのiOSやOS X中心から、ウェアラブルやスマートハウスなど、新ジャンルへのチャレンジを開発者に促すものとも受け取れる。
また、キービジュアルをみると、丸と四角が周囲を囲んでいる。丸はおそらくApple Watch、四角はiOS用アプリのアイコンだろう(45度傾いているが)。アプリ開発者向けのイベントだけに、これらのプラットフォーム向けにアプリ開発を加速してくれ、というメッセージだと受け取った。四角いアイコンがデザイン的に傾けているのではないとすると、新しいプラットフォーム(例えばApple TVなど)向けのアプリアイコンである可能性はあるが、少々乱暴すぎる予想だろうか。