メインマシンとしての検討のために
今回はディスプレイの軸でMacBookについて検討してみました。出先でも、仕事場の外部ディスプレイでも、Retina表示にこだわりたい、という場合は、MacBookのグラフィックスではやや不安があり、できればMacBook Proを導入した方が良い、というのが実際のところかもしれません。
4Kディスプレイは、例えばDellの24インチ4Kモニタ「P2415Q」は、日本のAmazonでも5万円を切る価格になってきており、MacBook Proと4Kディスプレイ、という組み合わせはリーズナブルな組み合わせ、と見ることもできます。
しかしMacBookに分があるとすれば、Retinaディスプレイを実現した上で920gという軽さの魅力です。13インチのMacBook Proは1.58kgで、その差およそ660g。「メインマシン」という検討で考える際、660gの差と拡張性を考えても、MacBook Proが対抗馬となり、このモデルを一度検証しておく必要がありそうです。
というわけで、次回は、MacBook発売の前に、MacBook Pro 13インチモデルについて、実機を試して見ることにしましょう。お楽しみに。
松村太郎(まつむらたろう)
ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を執筆している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura