360度の全天球動画をニュースフィードで利用可能に

このほかにZackerberg氏は、Spherical Videoといわれる20台程度のカメラを用いて作成する360度の全天球動画をニュースフィードでサポートすること、Facebookプラットフォームの安定性強化としてのバグ対策などについても触れた。Spherical Videoは、テキスト、写真、動画と共有されるコンテンツがリッチになっていることを受けてのもので、同社のVRヘッドセットOculus VRでもサポートするとしている。Zuckerberg氏によると、ニュースフィードで閲覧されている動画は30億件以上という。VRはゲームに限定されているが、人の結びつきや参加を強める潜在性があるものとZuckerberg氏は述べている。Spherical Videoのサポートは間もなくとのことだ。

テキスト、写真、動画、そしてVR/ARと共有されるコンテンツはリッチになる

Spherical Videoのニュースフィードでのサポートは間もなく

バグについては大きなバグについては48時間以内に、90%のバグを30日以内に修正するとし、「Bug Dashboard」を発表した。

またコンテンツの共有インターフェイスを簡素化し、iOS、Androidなどのモバイル、デスクトップなどさまざまなプラットフォームに対して一貫性のある方法で共有できるようにしていくとした。コンテンツのプレビューやグループでの共有、友達のタグなどの機能も加えるという。 

このほかにも、2013年に買収したParseについてもモノのインターネット戦略としてSDK「Parse for IoT」を発表した。 まずはArduinoをサポートする。

マネタイズでは2014年に買収したモバイル向け動画広告ネットワーク「LiveRail」を強化し、Facebookのユーザーデータが利用できるようになり、モバイルディスプレイ広告のサポートも加わった。