立ち踏み式電動自転車「ウォーキングバイシクル」

片山工業のウォーキングバイシクルは、立ち踏み式の電動自転車。歩くように、ペダルを交互に踏むことで自転車のようなスピードを出すことができる。電動アシストにより、上り坂も楽に登っていけるという。シニア層のみならず、自転車にまたがることのできない着物の女性の利用も想定。また、レジャー施設等に貸し出すことも視野に入れている。

片山工業の片山昌之氏(写真左)。ウォーキングバイシクルはシニア層、着物女性、レジャー用途などに対応する電動自転車。2014年10月30日から一般販売を開始しており、定価は税別290,000円

自転車にまたがれない着物の女性の利用も想定している。片山氏は「古くて新しい、レトロフューチャーな製品」と評した

3社のパーソナルモビリティには、共通のシェアシステムを実装する。例えばドコモの提供する通信機能やGPS、遠隔制御機能を搭載することで、位置情報や貸出状況、バッテリー残量のリアルタイムな把握を可能にする。また、本体のアタッチメントにはカードリーダーを搭載。利用者がICカードや携帯電話/スマートフォンをかざせば、その場で貸出・返却を行えるようにするという。

このようにドコモでは、3社の製品開発技術と当社の通信技術を融合させることで、モビリティシェア事業を効率的に維持・運営していく方針だ。