5年経ってよく使うベストアプリ5に変化は?
――5年前はよく使うアプリ5選として「Fit for Rhithm」、「モダンコンバット2:Black Pegasus」、「App Store」、「カメラ」、「マップ」を挙げていましたが、現在のベストアプリ5を教えて下さい。
宮下:まず、「LINE:ディズニー ツムツム」でしょ。「YouTube」もアプリで見ています。「Tweetbot」、そして、「OneCam」を使い出しました。
お店(AppBank Store)の社長をやるようになったので、外に行って資料用の写真を撮るんですけど、カメラアプリの中で一番、静音で撮りやすいのが「OneCam」でした。
あと、「Hulu」はすごく使っていますね。僕は今、ジムに行って、走りながら「Hulu」を見ています。また、「NHKオンデマンド」も「Hulu」と順番に使っていまして。NHKの朝ドラを見たいときだけ、「Hulu」を止めて「NHKオンデマンド」を契約しますね。
――5年前、ゲームはFPSにハマっているとお話しされていましたが、今は「LINE:ディズニー ツムツム」のみですか?
宮下:「LINE:ディズニー ツムツム」も今はあまりプレーしなくなってきましたね。それよりも「LINEマンガ」です。
――使い方としてはゲームというよりエンターテイメント全般にシフトしてきているのでしょうか?
宮下:ひまつぶしのあり方でゲームというのは減ってきたと思います。
クラウドを利用してPC不要な環境を整備
――5年前に比べて様々なクラウドサービスが登場していますが、どんなサービスを使っていますか?
宮下:「Dropbox」は使っていますね。僕はパソコンをよく壊すので、「Google」と「Dropbox」さえあればパソコンはいらない、って状況にはしました(笑)。あと、「1Password」も。その3つさえあれば、この瞬間にパソコンがなくなってもやりなおせる状況にしています。
クラウドというかGoogleそのものがクラウドなので、あまり意図的には使っていないですね。
――有料アプリは今でも購入していますか?
宮下:そんなにインストールしていないです。みんなに任せちゃっているので。ただ、「LINEマンガ」は毎月2、3万ですけど(笑)。昔に比べてアプリ内課金が増えたと思います。
――ひとつのアプリを買うというわけではなくて。
宮下:そうそう。今ってアプリの事業化ができるようになってきたので、普通の会社が普通に商売するために入ってきて、個人が入れなくなってきたじゃないですか。そういう意味では競争が資本とノウハウの戦いになってきて、だいたい決まった会社がランキングに上がってきているようになったので、成熟してきているのではと思います。
長く使ってもらうとか、長く商売できるアプリがプレーヤーとして出てきたから、一発屋のアプリというのが瞬時の話題を作れるだけじゃ勝てない時代になってきましたね。
出てきたら使うけど、長く続きそうじゃないものはまあ使い続けないです。ちょっと遊んですぐ終わる感じです。