最長59cmの拡張カードまで搭載可能
Thermaltakeの「Core X9」は、まるで"冷蔵庫サイズ"とも言える大型のキューブケースだ。メッシュパネルを多用した冷却重視のATXケースで、標準ではフロントの20cmファン、リアの12cmファンのみだが、本体の6面全てに、空冷ファンや水冷ラジエータの追加が可能だ。TSUKUMO eX.とオリオスペックでの価格は23,738円。
サイズは380(W)×502(H)×640(D)mmで、重さは17kg。サイドパネル、トップパネル、マザーボードトレイ等を簡単に取り外すことができて、メンテナンス性は良好だ。ドライブベイの取り外しも可能で、様々な構成に柔軟に対応。この大きさゆえに、最長59cmの拡張カード、最高25cmのCPUクーラー、最長48cmの水冷ラジエータを搭載できる。
また、先日発売された「Core V21」と同様に、付属するクリップを使うことで、ケースの"2段重ね"が可能であることも大きな特徴。1ドア冷蔵庫がさらに大きく2ドア冷蔵庫のようになってしまうが、上段に冷却装置、下段にシステムを構築するなど、広いレイアウトを自由に活用することができるだろう。