「社会人」なら、外出先で仕事をする機会も多い(職種にもよるが)。そこでOneNoteの撮影機能と、マルチデバイスで利用できる点を踏まえたシナリオを提案した。また、クリッピングを用いてカップル同士の情報共有や、結婚式の2次会といったライフイベント時もPowerPointでスライド作成し、情報共有にSkypeのグループ通話を使うと便利だとアピール。宗像氏は販売店やユーザーの声に耳を傾けるほど、「具体的な提案が重要であることが分かった。だからこそ今回のシナリオ提案に至っている」と説明した。

社会人向け「シナリオ1」は外出先のオフィス化を踏まえて、OneNote×OneDrive×PowerPointの組み合わせを提案

社会人向け「シナリオ2」は、飲み会の幹事やカップルのデート向けとして、OneNote×OneDriveの組み合わせを提案している

社会人向け「シナリオ3」は結婚式などのライフイベント時に、Skype×OneDrive×PowerPointの組み合わせを提案した

そして「ファミリー」。Office Premium搭載PCを買うと、OneDriveの容量が1TBに増える点や、Officeが自動バージョンアップされる点を踏まえつつ、撮りためた写真を使ってフォトムービーの作成シナリオを提案。さらに家族旅行のアジェンダ作成シナリオや、Skype同士の無料通話と固定電話(海外は固定&携帯電話)に対して毎月60分間無料であることをアピール。宗像氏は「そもそもTBという単位やクラウドを理解していないエンドユーザーが多く、そのまま説明しても呪文のようになってしまう。この点を重視して顧客対応しなければならない」と述べつつ、テクニカルサポートを何度でも受けられる点も強調した。

ファミリー向け「シナリオ1」は、撮りためた写真をフォトムービー化するため、PowerPoint×OneDriveの組み合わせを提案

ファミリー向け「シナリオ2」は家族旅行に向けたアジェンダ作成として、OneNote×OneDriveの組み合わせを提案

ファミリー向け「シナリオ3」は家族同士のコミュニケーションを盛り上げるため、OneDrive×Skypeの組み合わせを提案した

これらのシナリオで提案したテンプレートは、日本マイクロソフトのWebページ「楽しもうOfficeライフ」からダウンロード可能。昨年(2014年)末の時点で約715万ページビューに達し、年賀状用テンプレートも60万本のダウンロードを数えたことに対して、宗像氏は「数千万枚の年賀状がPowerPointで作られたことになって喜んでいる」と述べつつ、「楽しもうOfficeライフ」色々な使い方を見付けて欲しいと語った。なお、2015年2月20日から同年4月19日の間「Office 365 Solo」購入者に対して、3,000円をキャッシュバックするキャンペーンも実施する。

各種テンプレートをダウンロードできる「楽しもうOfficeライフ」

2015年4月19日まで、Office 365 Solo購入者に対して3,000円のキャッシュバックを行うキャンペーンも実施する