展示会では様々な製品やデモが登場

Bluetooth SIGの記者会見の会場では、Bluetooth Smartデバイスや開発ツールが展示されていた。ノルディック・セミコンダクター ASAのブースでは、自社のBluetooth用のチップや開発ツールの他に、自社のチップを搭載した製品として指輪型のウェアラブルデバイスとして話題の「Ring」を展示。また、PCからブレンドとマシンを指定すると、マシンが自動的にコーヒーをいれるというIPv6接続を使ったユニークなシステムのデモンストレーションを行なった。

ノルディック・セミコンダクター ASAの開発ツールとモジュール

ノルディック・セミコンダクター ASAのチップを搭載したデバイス「Ring」

IPv6接続を利用したコーヒー給湯システムのデモ

エリシス/ガイロジックのブースでは、Bluetooth 4.2に対応したエンジニア向けの無線・有線の通信両方を同時に記録できるBluetoothプロトコルアナライザを出展。

新バージョンに対応したエリシス/ガイロジックのBluetoothプロトコルアナライザ

そのほか、ユニークなBluetooth Smartデバイスも多数登場。たとえばアプリックスのブースでは、スマートフォンとペアリングすることで戦車を操縦できる「ポケット・アーマー・アイドライバー」やナノブロックの自動車を運転できる「nanoblock motion チョロQ」といったラジコン玩具が展示されていた。

スマートフォンで操作できる戦車「ポケット・アーマー・アイドライバー」

ミニサイズのラジコン「nanoblock motion チョロQ」

セレボは、Bluetooth通信モジュールとセンサーを搭載することで、スノーボードの重心や速度、動作の状況をリアルタイムで取得できるバインディング、「SNOW-1」を紹介した。

セレボのスノーボードバインディング「SNOW-1」