製品開発におけるBluetooth 4.2の魅力とは
クローター氏に続いて、Bluetooth SIGメンバー企業であるノルディック・セミコンダクター ASAのカントリー・マネージャーである山崎光男氏と、アプリックスのディープ・エンベデッド エバンジェリストの今井環氏が登壇した。二人は製品開発の立場から、Bluetooth 4.2のメリットを説明。
山崎氏は、「モノのインターネットの実現」の観点から「新たな通信プロトコルを使う必要がない」、「異種間でシームレスなネットワークが実現できる」という長所を紹介した。
今井氏は、ビーコンや自社モジュールを組み込んだおもちゃ製品を紹介しつつ、Bluetooth 4.2で機器の長寿命化や小型化、利用シーンの拡大が目指せるというメリットについて言及。また今井氏は「高速化することでBluetoothの製品がより高性能化できる」と発言し、通信速度の向上で商品開発の幅が広がるメリットを語った。