ある程度の作業が完結できてしまう「SmartWatch3」
こちらが今回、使用するソニーのソニーの腕時計型ウェアラブル端末「SmartWatch3」である。時計として使うことはもちろん、天気予報やカレンダーの予定の確認・通知、音楽再生、メッセージやメールの返信も行うことができる。スマートフォンを鞄からいちいち取り出さなくても、SmartWatch3だけである程度の作業を完結できてしまう優れものだ。
デザインはスタイリッシュでかっこいい。見た目は好き好きだが、個人的にはかなり気に入った。質感も価格以上。これなら十分、普段から時計として着けておける。
重量はストラップ込みで45g。軽いというわけでもないが、普通の時計とそう変わらない感覚で使用できる。防水防塵なので過酷な環境でも動作し、バッテリーは2日間程度維持できるという。実際使った感覚では、頻繁にいじったとしても、丸一日は十分もつ印象だ。2日間維持できるはちょっと微妙なところだが、寝るときに充電すれば、少なくともバッテリー切れで困ることはなさそうだ。
そんなSmartWatch3の目玉ともいえるのが、ライフログ機能である。端末自体に加速度センサーやGPSが搭載されており、Androidスマートフォンと連携することで、日々の活動を細かく記録してくれるのだ。今回はこいつを使ってみることにした。
まずはSmartWatch3をAndroidスマートフォンに接続する。Bluetoothで接続したら、次回以降は自動でペアリング可能だ。
ライターの生活を記録するのに使用するアプリは「Lifelog」。SmartWatch3と連携させることで、歩数や歩いた時間、消費カロリー、移動距離などを記録してくれるのだ。
ログを確認するインターフェースが秀逸で、横に画面をスライドしていくことで、歩数や消費カロリーの数値が変化していく。すなわち、どの時間にどれくらい消費したのかを、直感的に追いかけることができるというわけだ。
また、その時間の天気や外の明るさなどが美しいビジュアルで表現され、眺めているだけでも楽しいアプリになっている。