2014年9月 - ソニー、ハイレゾ対応ウォークマンの低価格モデル発表
9月3日、ソニーはハイレゾ対応ウォークマンの低価格モデル「NWZ-A15」を発表した。サイズW43.6×D8.7×H109mm、重量66gと、ハイレゾ対応プレーヤーとしては世界最小・最軽量モデル。
また、9月30日には、NTTドコモが2014年-2015年冬春モデルのスマートフォンをすべてハイレゾ対応にすると発表している。
2014年10月~12月 - PCレスでのハイレゾ音源ダウンロード環境が加速
10月16日、オンキヨーがAndroid版のハイレゾ再生アプリを発表。NTTドコモのスマートフォンやタブレットだけ、e-onkyo musicのハイレゾ音源の購入、ダウンロード、再生が可能となった。
また、12月4日には、クレジットカードがなくてもe-onkyo musicでの決済が行えるプリペイドカードを発表。12月18日にはスマートフォンで購入した音楽を、自動的にダウンロードするNAS「HS-210-ONKYO」シリーズも発表している。
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一年を振り返るとみえてくるもの
この1年を振り返ると、スマートフォンのハイレゾ対応が、やはり大きな分岐点になったのではないだろうか。それと同時に、PCレス化が進行することにより、ポータブルハイレゾ環境のスタンダード化が急速に進んでいるという印象を受ける。