2014年5月 - カーオーディオにもハイレゾの流れ

ポータブルプレーヤーだけでなく、カーオーディオの世界にもハイレゾの流れがやってきた。5月13日にクラリオンが発表した「NX404」は、192kHz/24bitまでのFLAC形式の音楽ファイル再生に対応している。

「NX404」

また、5月8日には、JVCケンウッドよりポータブルヘッドホンアンプ「SU-AX7」が発表されている。SU-AX7は、New K2テクノロジーを搭載したヘッドホンアンプ。ビット拡張と周波数帯域拡張に加えて、波形補正を行うことで、デジタル化によって失われた音楽成分を補間する。USB DAC機能も搭載しており、DACチップには旭化成エレクトロニクスの「AJ4390」を採用している。

「SU-AX7」


2014年6月 - オプションなしでiPhoneとつながるUSB DACアンプ

オンキヨーが6月16日に発表した「DAC-HA200」は、DAC内蔵のポータブルヘッドホンアンプ。PCやAndroid端末、iPhoneなどのiOS端末とデジタル接続でき、iOS端末と接続する場合にカメラコネクションキットを必要としないという特徴を持っている。

「DAC-HA200」

また、6月27日には、ヒビノインターサウンドから、ポータブルオーディオプレーヤー「iBasso Audio DX90j」も発表されている。DX90jは、iBassoが海外で販売しているプレーヤー「DX90」の日本専用モデル。

「iBasso Audio DX90j」


2014年8月 - Bluetoothにも対応するポータブルUSB DACアンプ

8月20日にクリエイティブメディアが発表した「Sound Blaster E3」と「Sound Blaster E5」は、ポータブルUSB DACアンプでありながら、Bluetoothにも対応した製品。Sound Blaster E3は96kHz/24bit、Sound Blaster E5は192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応している。

「Sound Blaster E5」

また、コウォンジャパンは8月8日、「PLENUE 1」シリーズのハイレゾプレーヤー「P1-128G-BK」を発表している。P1-128G-BKは、ハイエンドオーディオにも使用されるBurr-Brown製DACチップ「PCM1792A」を採用するモデル。

「P1-128G-BK」