シンプルながら必要な機能を押さえたカメラ
最後はカメラ性能をチェックしてみよう。個人的にはこれが一番気になっていた。というのも、最近のスマホは操作面でのストレスがほぼなくなり、快適さではどれも合格ライン。その中で、未だもっとも伸びしろがあるのはカメラなのだ。
Nexus 6のカメラも前モデルからかなりグレードアップしており、画素数は1300万画素、レンズのF値は2.0と申し分ないスペックになった。
カメラを起動した画面がこちら。一見するとめちゃくちゃシンプルだが、実はタップやスワイプで色々な機能を呼び出せる。
右から左にスワイプすると、これまでに撮影した画像が横並びにプレビューされ、フォトアルバムを開くことなく閲覧・削除が行える。また、左から右にスワイプすると、「パノラマ」や「レンズぼかし」といった各機能へのアクセスと、「動画」撮影への切り替えが行えるのだ。
なお、動画については、流行の4Kを撮影可能。設定から4Kに切り替えて使おう。
右下のアイコンをタップすると、タイマー撮影、グリッドの表示切り替え、HDRのオンオフ、フラッシュのオンオフ、フロントカメラへの切り替えといった、使用頻度の高い機能を設定することができる。
また、設定を変更すれば、露出補正アイコンも追加され、自分で明るさの変更ができるようになる。「HDR+」は今回から搭載された機能で、黒つぶれや白飛びを防ぐことができる効果を持っている。ただし、オンにしたままだとフラッシュは使えない。