現時点で最高レベルのスマホ
メモリ関係のスペックは細かく紹介してもマニアックになりすぎるので、ざっくりと説明すると、iPhoneを含め現在世の中に出ているスマートフォンの中で最高レベルと思っていただければ間違いない。これで不満を持つのは未来人くらいだろう。ただし、よくiOSとAndroidの違いを「ぬるぬる」と「サクサク」で表現するが、今回もそういうOSレベルでの違いはある。iPhoneの挙動が染み付いていると、ほんの少し違和感を持つことはあるかもしれない(逆もまた然りだが)。
約6インチに巨大化したディスプレイだが、その解像度は驚異の2560×1440ドット、493ppi。iPhone 6 Plusは1920×1080の401ppiだから、画面を大きくして、さらに解像度でもiPhone 6 Plusを上回っているというわけだ。ディスプレイは有機ELで、発色やコントラストもしっかりしている。現行のスマートフォンの中ではトップクラスに綺麗な液晶だと思う。メモリと同じで、文句のつけようがない。フラグシップモデルにふさわしい完成度だろう。
地味に便利なのは、机の上などに置いてスリープになっているNexus 6を持ち上げると、それだけで電源ボタンを押すことなくスリープが解除される点。こういう人を選ばないちょっとした便利機能はどんどん取り入れてほしい。