番外編! 目の付けどころがコタツな製品
世の中には奇抜なデザインだけでなく、運用面においてまでコタツの常識を越えたコタツが存在する。決してふざけた製品ではなく、一部のニーズに対して的確に応えているのだ。
愛猫や愛犬に寒い思いをさせたくない! |
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ドギーマンの販売する「ペットの夢こたつ」。天板サイズはW33×D45cm、高さは30cm。消費電力は20Wでコタツ内中央の参考温度が約31度となっている。マットは裏面にすべり止め加工。布団はペットの抜け毛が付きにくく手入れしやすい仕様だ。価格は8,000円前後(税込)。ふとん&マットは別売 |
コタツのニオイ、何とかしたい! |
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コタツの中のこもったニオイが気になる向きにオススメなのが、山善の「こたつ用消臭剤 YST-107」だ。芳香剤と異なり、コタツの内部やコタツ布団のニオイを分解して消臭する。使い方は簡単で、コードフックなどに掛けるだけで良い。効果は2年。「足がクサイ」などと言われがちなお父さんは必須! |
コタツの上手な買い方!
最後に、コタツ購入時のポイントに触れておこう。まず、お買い得品を探しているなら、「今」(12月ごろ)がまさにチャンスだ。コタツは9~11月が新製品の発売シーズン。そのあたりから販売が本格化し、11月がピークになる。12月はピークをやや過ぎており、早いところでは処分セールに入っているところも。特に2014年は秋が長く、11月後半から一気に寒くなってきたため、冬物はスロースタート気味。店舗では、製品を早く回転させて在庫を整理したいという気持ちが値段に反映されがちなので、今が狙い目なのだ。
購入場所としては、価格重視なら大量生産品をそろえる家電量販店やホームセンター、多少高くてもこだわりの逸品が欲しければ、家具屋で探すのがオススメとなる。通販サイトを利用する場合は、いろいろなサイトで価格をチェックしたいところだ。
山善の巽氏に購入時のアドバイスを求めたところ、「家族の形態で大きさやテーブルの高さを考えたい。小さな子供がいる家庭なら、天板は四隅がラウンド加工されていて、ぶつかっても怪我しないデザインのものが良いだろう。ランニングコストを考えれば、ヒーターの種類も重要。あとは価格とのバランスで選ぶのが良い」と教えてくれた。
また、同社商品統括部の尾藤琴美さんは、コタツ使用時の注意点として「コタツで洗濯物を乾かさないように」と指摘する。繊維がヒーターに直接触れると火事の原因になるのだ。このほか、コタツの電源コードも、よく足を引っ掛けてしまいがちな注意ポイント。プラグ部分にヒューズを内蔵する製品もあるので、留意しておくと良さそうだ。