オリジナルスマートフォンは他社を意識せず

次に、2015年秋に発売する予定のオリジナルスマートフォンについて説明。具体的な詳細は2015年の元旦に発表するという。服部氏は「単純に、何処かから安い端末と安い回線を借りてきて、もうかる仕組みを作りたいわけではない。Life Styleの提案のためには、スマートフォンが必要。その必要にかられて、事業を開始する。そういった経緯から、楽天さんなど競合他社さんのことはまったく意識していない」と説明する。

1月1日に、オリジナルスマートフォンの詳細が発表される

コンテンツ開発、端末開発・調達、課金・保守、コールセンターといった事業に関しては、自社で運営を請け負う。一気通貫でサービスを提供できるよう、垂直統合型の運営を目指していく考えだ。回線に関しては、現在MVNOなどの通信事業者と交渉している段階で、「一番良い会社さまを選んでいきたい」とのこと。

コンテンツ開発、端末開発・調達、課金・保守、コールセンターといった事業は自社で運営を請け負う

「携帯電話の契約は、現在、複雑怪奇な仕組みになっている。それを、TSUTAYAで申し込めるようにしたい。TSUTAYAのバイトさんでも売ることができるような、単純な仕組みを導入していく」と服部氏。携帯電話のサービスが複雑になっている原因として、乱立する割引キャンペーンや、分かりづらい料金プランを挙げた。

なお、記者説明会後の囲み取材では「複雑な仕組みをやめたい。ワンプランでワンボディ。パケット、通話料などコミコミでいくら、というプランを提供していけたら」と、頭の中で想定しているイメージを記者団に説明。スマートフォンの「2年間レンタル」なども予定していると明かした。

TSUTAYAのバイトでも売ることができるような、単純な仕組みを導入していく