Macの場合、最新の「OS X 10.10 Yosemite」にアップグレードすれば、Finder上から直接iCloud上のファイルを扱えるようになる。

1.Yosemiteにアップグレードすると、Finderのサイドバー内にiCloud Driveが現れる。ここでは各アプリのフォルダーを開いてファイルの追加/移動/削除が可能。新規フォルダーも自由に作成できる

2.ただし、アプリ内からは開けても、Finderにすべてのアプリのフォルダーが表示されるわけではない。フォルダーの表示はアプリ側に一任されていて、ユーザーが選ぶことはできない

Windowsの場合は、最新のiCloudコントロールパネル(バージョン4.0)をインストールすれば、エクスプローラに統合され、直接ファイルにアクセスできる。

1.iCloud Driveに対応しているのは最新のバージョン4.0から。まだアップグレードしていない人は最新版にしておこう

2.エクスプローラのサイドバーにiCloud Driveのアイコンができるので、ここから普通のフォルダーと同様にアクセスできる。Dropboxなどと同等の使い勝手だ

また、その他のOSでもHTML5が使えるブラウザならば、iCloud.comにアクセスして、iCloud Driveの中を確認できる。iCloudコンパネをインストールしていないWindowsや、YosemiteにアップグレードしていないMacなどがこれに該当する。

ウェブブラウザーで「icloud.com」にアクセスすれば、OSに関わらずiCloud Driveのファイルに自由にアクセスできる。ファイルやフォルダーの追加/削除/移動も可能だ

いずれの場合も、ファイルを編集した結果は、ほかの環境にも即座に反映される。同期自体は完全に自動化されており、ユーザーが意識しないでいいのがiCloud Driveの特徴だ。