Android Wear搭載のスマートウォッチの感想

もうひとつ、Android Wearを搭載したスマートウォッチも触ることができたので、こちらについても軽く触れておこう。現在市場ではSamsungとLG、ソニーのAndroid Wearスマートウォッチが販売中。これらはいずれもAndroidスマートフォンと連動して動作するのが前提だ。

丸型液晶を採用したLGの「G Watch R」を除けばすべて正方形の角型液晶を採用し、サイズ、厚みいずれもかなり似通っている。デザインは第一世代のスマートウォッチと比べるとだいぶ落ち着いて普通の時計に近付いているが、サイズがだいぶ大きめだ。

いずれのスマートウォッチも、OSなどの条件を満たしたAndroid端末であればメーカーを問わす連携できるが、例えばAsusのZenFone 5とZenWatchのように、特定の組み合わせでカメラのリモートコントロールや着信のミュート操作といった独自機能を利用できるものもある。こうした独自連携は同一メーカーで揃える場合は便利だが、デザインで好きな組み合わせを選んでもフル機能が使えないこともある、ということは覚えておいたほうがいいだろう。

左上よりSamsung「Gear Live」、LG「G Watch」、ソニー「SmartWatch 3」、Asus「ZenWatch」

こちらは丸型液晶を搭載したLGの「G Watch R」。心拍計を内蔵しており、健康状態のモニタリングも可能だ

腕につけてみると案外大きい。邪魔になるほどではないが、大型ダイバーウォッチのような存在感で、ディスプレイが光ることも含め、シチュエーションによっては装着をためらってしまいそうだ