グノシー、「5,000万人都市構想」を発表 - ニュースキュレーションから進化目指す

パートナーには、あの会社も

続いてグノシーの竹谷祐哉COOが登壇。現在、提携を進めているパートナー企業の紹介を行った。

トラベル分野の「DeNAトラベル」との提携では、グノシー上で旅行の申し込み、問い合わせ、閲覧ができるようになる。ショッピング分野では「RECLO(レクロ)」と提携。記事の購読後、すぐに商品の購入ができるようになる。新しいプラットフォームには、利用者がチャンネルをフォローすると、継続的に情報が得られるような仕組みが実装される。例えば、DeNAトラベルをフォローして旅行の相談を行う。するとDeNAトラベルからの回答がプッシュ通知で届くほか、それ以降はグノシー上で旅行プランの相談や予約が行えるようになるという。

エンタテインメント領域では、au、エブリスタ、マンガボックス、radikoなどと提携する。auとの提携ではコミック、音楽などのコンテンツが楽しめるようになる。同様にエブリスタでは小説や物語が、マンガボックスでは漫画がグノシー上で購読可能になる。radikoとの提携によりラジオも聞くことができる。つまり、通勤途中に、ラジオを聞きながらニュースや漫画を読む、ショッピングをするといったことがグノシー上で可能になるわけだ。

最後に、同氏は「5,000万もの人が集まったとき、どのようなサービスが利用者にとって価値があるサービスになるだろうかと考えている。いま現在、どれだけのサービスがスマホで使いやすく、スマホらしいインターフェースで提供されているだろうか。私たちはグノシーのプラットフォームを通じて、改めてスマホのポータルサイトの再定義を行っていく」と話した。