2014年8月、カシオ計算機が画期的なデジタルカメラを発表した。それはカメラ部分と液晶モニタ(コントローラー)が分離・合体する"フリースタイルカメラ"の「EXILIM(エクシリム) EX-FR10」(以下、FR10)だ。カメラ部分と液晶モニタ(コントローラー)がセパレートすることで、自分撮りやみんな撮りなど、一般的なデジタルカメラでは難しいアングルでの撮影が可能になった。オプションや付属の多彩なアタッチメントを使えばさまざまな場所と位置に固定でき、使い方を自分で発見するという楽しみもある。
カシオ計算機はレジャーにピッタリの季節に、FR10を身につけてアクティビティを行うプレスツアーを開催。FR10とともに空を飛んだり湖に浮かんだり、と思いっきりアクティブに楽しんできたので、FR10で撮影した作例とともにその様子をお届けしよう。なお、FR10そのものの詳細についてはレビュー記事を参照いただきたい。
富士山、見えた!
朝7時に新宿に集合して目指すは静岡県・朝霧高原だ。前日に寝付けなくなるほど楽しみにしていたためか、バスに揺られているとあっという間に富士山が見えてきた。朝霧高原では富士山を見ながら空を飛べるパラグライダーを体験する予定。今回は現地のショップ&スクール「スカイ朝霧」さんにお世話になり、インストラクターと2人乗りのタンデムコースで空を散策する。
筆者はFR10のカメラ部分を手にもって、液晶モニタ(コントローラー)を腕に巻いて空を飛ぶことに。一緒に空を飛んだ当編集部・Hも似たようなスタイルでフライトに臨んだ。