"食欲の秋"がやってきた。食べ物がなんでもおいしい季節なので、もりもりと旬のものを味わいたいところだ。しかし、お腹の肉付きがよくなってしまうのは考えもの……。というわけで、前々から気になっていた「ノンフライヤープラス」を使って、ちょっとでもヘルシーに、罪悪感を感じることなく、食欲の秋を満喫しようと筆者は目論んだ。

ノンフライヤープラス」とは、フィリップス エレクトロニクス ジャパンが9月に発売した調理器具。「揚げない揚げ物」を作れる調理器具として日本で発売されて大ヒットした「ノンフライヤー」の進化版だ。今回は、より使いやすくなった「ノンフライヤープラス」で、定番のからあげや、ちょっと意外なデザートなどを作ってみた。

フィリップス エレクトロニクス ジャパンが9月に発売した「ノンフライヤープラス」。黒い「らっきょう」みたいな外観だ。発売当初の市場価格は税別32,200円前後

関連記事
フィリップス、油不要の「ノンフライヤープラス」を日本仕様に新開発

まるっとした見た目のノンフライヤープラス

初代ノンフライヤーから進化したポイントとして、 本体前面の操作部分がタッチパネルになったこと、温度調節が5度刻みでできるようになったこと、最低温度が60度になったこと、調理時間を最高60分までセットできるようになったこと、食材を置くクッキングネットに汚れの落ちやすいコーティングを施したことなどが挙げられる。

背面。使用しない時はコンセントを収納できるようになっている

バスケットが新しくなった

クッキングネットに施されたノンスティック加工によって食材が焦げ付きにくくなった

ポップコーンなどを作る際にバスケットにかぶせて使うカバー。標準で付属する

バスケット。食材の油がここに落ちるようになっている

タッチパネルのおかげで、よりスッキリしてオシャレな印象に。操作すると「ピッ」という音がする。温度は5度刻み、時間は1分単位で設定可能

タッチパネルの操作性は上々だ。温度と時間の設定は「↑」か「↓」ボタンで調節する。例えば最大の60分にセットしたい時に「↑」ボタンを60回押すのではなく、長押ししていれば数字を早送りしてくれる。

ではさっそく、ノンフライヤープラスを使って調理してみよう。