「iPad Air 2」は一体どこが進化したのか - 「iPad Air」とスペック面から比較する

厚さは驚きの約6.1mm

次にディスプレイやサイズをチェック。

機種名	iPad Air 2	iPad Air
ディスプレイ種類	Retina(フルラミネーション)	Retina
ディスプレイサイズ	約9.7インチ	約9.7インチ
ディスプレイ解像度	2,048×1,536ピクセル	2,048×1,536ピクセル
サイズ	高さ約240mm×幅約169.5mm×厚さ約6.1mm	高さ約240mm×幅約169.5mm×厚さ約7.5mm
重量	約437g(Wi-Fi)、約444g(Wi-Fi+Cellular)	約469g(Wi-Fi)、約478g(Wi-Fi+Cellular)

「iPad Air 2」のディスプレイには「カバーガラス」、「タッチセンサー」、「LCD」の3層を1つに統合した「フルラミネーションディスプレイ」を採用。これにより、各層間でのギャップがなくなり、内部反射が抑られ、よりシャープで鮮明な表示が可能になっている。そのほか、「iPad Air 2」には特別に開発された反射防止コーティングが施された。光の映り込みを56%抑えられ、屋外や白熱灯の下など明るい環境下でも、画面がより見やすくなった。

サイズを比較すると、「iPad Air 2」は大幅に薄くなっている。約6.1mmという厚さは、iPad史上最薄で、初代iPad(約13.1mm)と比較すると実に1/2以上薄くなっている。発表イベントでは、「iPad Air 2」を2台重ねても、初代iPadよりも薄いというデモも行われた。これだけの薄さを手に入れたことで、軽量化も実現している。