メールエイリアスを使いこなす
iCloudではメインとなるアドレスのほかに、最大3つまでの「エイリアス」を設定できる。これは、送信者からは別のアドレスに見えるが、実際には元のアドレスに届く、文字通りMacの「エイリアス」や、Windowsの「ショートカット」に似た性質のアドレスだ。
メールエイリアスの使いどころとしては、メインのアドレスを隠したまま、外部とメールをやり取りする場合だ。たとえばブログなどで公開するアドレスはエイリアスにしておき、受信時にフィルターで別のフォルダーに振り分けるようにしておけば、プライベートなメールとそれ以外のメールを容易に使い分けられる。最近はメールアドレスを公開していると、すぐにスパムメールなどが送られてくるため、エイリアスを使ってメインのアドレスを隠しておくのは有効な護身術だ。
エイリアスは一時的に無効にすることもできるので、普段は無効にしておき、使いたいときだけ有効にしておけば、日常的な広告メールやスパムメールに悩まされずに済む。うまく利用しよう。