ソフトバンク版は端末の“素の良さ”が感じられる
続いて、ホーム画面の様子を確認しよう。ドコモ版は、マチキャラ「ひつじのしつじくん」が歩き回り、「dメニュー」、「dマーケット」といったキャリアサービスに紐づくアイコンやウィジェットが所狭しと配置されている。
一方、ソフトバンク版は非常にすっきりとした印象。「Yahoo!」、「App Pass」、「UULA」のアイコンがかろうじてキャリア色を感じさせる。アプリ一覧画面を開くと、ほぼ2ページで済むようなボリューム感で、プリインアプリの量が非常に少ないことに気が付く。グローバル版の「Z3」に近いつくりになっているようだ。
ソフトバンク版「Z3」のサイズや重さ、スペック、仕様などは、先に発表されたドコモ版と変わらない。通信面では、ソフトバンクモバイルが提供するHybrid 4G LTE、およびプラチナバンドに対応している。
ソフトバンク版とドコモ版では、ロゴの位置やプリインストールアプリの量に違いが見られた。アプリはバックグラウンドで起動したり通信を行ったりするため、端末の動作を鈍らせることがある。普段キャリアサービスを利用しない人にとっては、やっかいな存在になる可能性もある。
ソフトバンク版「Z3」はプリインアプリが非常に少ないため、端末本来の“素の良さ”が体感できそうだ。このあたり、ソフトバンク版「Z3」を選ぶひとつのメリットになるかも知れない。
また、ソフトバンクでは12月15日までに「Z3」を予約し、購入したユーザー全員に、1万円分のソニーストアお買い物券をプレゼントする「ソフトバンクXperiaデビューキャンペーン」を実施。「Z3」の購入を検討している人は、是非このキャンペーンを利用して、スピーカーやヘッドフォンなど「Z3」の周辺機器購入に役立てたい。