ソフトバンクモバイルから11月下旬に発売が予定されている5.2インチのAndroidスマートフォン「Xperia Z3」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製、以下Z3)。同社の発表会では、短い時間ながら一足先に「Z3」に触れることができた。本稿では、ソフトバンク版の「Z3」に感じたファーストインプレッションを紹介したい。また、ソフトバンクよりも、先に発表されたドコモ版「Xperia Z3」との違いについても検証する。
女性には大きい!? サイズ感
「Z3」はこれまでの「Xperia Z」シリーズと同様、オムニバランスデザインを採用している。デザイン上の大きな変化としては、メタルフレームの端末側面(およびコーナー部分)が丸みを帯びたラウンド形状になったことが挙げられる。実際に持ってみると、角ばった従来機種より手になじむ印象を抱いた。ただ5.2インチ級のスマホであることには変わらないので、手の小さな女性には大きいと感じるかも知れない。ちなみに9月に発売された「iPhone 6」(Apple製)と比較すると、横幅にして約5mm、高さは約8mm、厚さは約0.4mm、重さは約23g、この「Z3」の方が大きくなっている。
カラーバリエーションはWhite、Black、Copper、Silver Greenの4色で展開。正面から見るとWhiteモデルのみベゼル(端末の縁)が白く、他のカラーではベゼルは黒で統一されている。背面にはガラスパネルを採用。洗練された美しい背面でとても結構なのだが、気になる点が1つあるとすれば、指紋の汚れが目立つということ。特にBlackモデルの背面はすぐに指紋だらけになってしまう。カバーをつけるなどの対策を考えたほうが良いかも知れない。