既報の通り、エヌビディア ジャパンは2日、8型ディプレイ搭載のAndroidタブレット「SHIELDタブレット」を日本国内で販売展開することを発表、同日都内で発表会を行った。

エヌビディア ジャパン 日本代表兼米国本社副社長の大崎正孝氏

まず日本代表 兼 米国本社副社長の大崎正孝氏が登壇。過去5年のアカデミー賞特殊効果賞作品にすべてにNVIDIAの技術が使われていることや、HPCアクセラレーションでも世界の70%で同社のCUDA技術が使われている実績に加え、PCゲーム市場でコンシューマ向けGPU「GeForce」シリーズが確固たるポジションを確保していることを説明する。

ワールドワイドで見ると、PCゲーム市場だけでなくAndroidでもゲーム市場が急激に拡大しており、"最もゲームの伸びが期待できる市場"としてNVIDIAは、2013年にAndroid搭載のポータブルゲーム機「SHIELDポータブル」を投入している。「SHIELDポータブル」は日本国内で販売されることはなかったが、あらためて「SHIELDタブレット」が日本国内にお目見えしたことになる。

過去20年間にわたるビジュアル・コンピューティングの進化への貢献をアピール

初代のSHIELDポータブルは結局日本市場に投入されなかったのだが、Android製品をなぜ市場に送り込むかといえばゲームの急成長市場だからとのこと

SHIELD対応ゲーム数も増大

一方、タブレット市場も数多くの製品が登場し成熟した市場となっている。大崎氏は「成熟市場では、ユーザーのニーズに応じて製品が差別化されていく」という考えを示し、「SHIELDタブレット」はゲームプレイに特化した製品であると紹介した。

PCゲームがスタンダードモデルやゲーミングモデルと用途別にモデルが別れたように、タブレット市場でも用途に合わせて特化した製品が求められる時代へと変わるという予測を示す。「SHIELDタブレット」はタブレット分野におけるゲーミングモデルという位置付けになる

そこで登場したのが「ゲーム特化」のタブレット、SHIELDタブレットだ