ポンタイム
買い物するとポイントが加算され支払いなどに充当できる「ポイントカード」。コンビニチェーンにファストフード店、ガソリンスタンドでも同じカードが使える共通化が進行中で、ポイントの付与を店選びの参考にする人も少なくないらしい。個人情報の取り扱いを巡り拒否反応もあるようだが、積極的にポイントを貯めようとする人が多いのが現実だ。
かくいう筆者も「ポンタポイント」をせっせと貯めている。自宅から最寄りのコンビニがローソンということもあるが、最大の理由は「お試し引換券」。ご存じない方のために説明しておくと、毎月いろいろな商品がわずかなポイントと引き換えにGETできてしまうサービスだ。ローソンの店頭に設置されている端末にポンタカードを通し、目当ての商品を選びクーポンを発行して精算時に提示すればOK。単なるポイント交換サービスではなく、100円の商品が40ポイント、145円の商品が60ポイントなどと「お試し」相当のディスカウントが効いていることが特徴だ。
だからローソンの公式アプリはよく起動しているが、せいぜい3日に1度。1日に10回以上起動するのは……「ポンタイム」。起動するとときどき葉っぱが落ちてくるので、それを集めてゲージが100%になるとバッジをGET、バッジのシリーズをコンプリートするとポンタポイントをもらえる、というシンプルな内容だが、なぜか中毒性がある。おトクなお試し引換券をポンタポイントでGETしたいのはやまやまだが、意地でもバッジをコンプリートしたくなってしまうのだ。アプリ配布元の術中にはまっているような気もするが、ときどきビールを「お試し」できるのでよしとしたい。