次は、内蔵ストレージ、チップ、連続利用時間について。

機種名 iPhone 6 Plus iPhone 6 iPhone 5s
内部ストレージ 16/64/128GB 16/64/128GB 16/32/64GB
チップ 64ビットアーキテクチャ搭載A8チップ(M8モーションコプロセッサ) 64ビットアーキテクチャ搭載A8チップ(M8モーションコプロセッサ) 64ビットアーキテクチャ搭載A7チップ(M7モーションコプロセッサ)
連続最大待受時間 384時間 250時間 250時間
連続最大通話時間 24時間(3G) 14時間(3G) 10時間(3G)
連続最大インターネット利用時間 12時間(3G)、12時間(4G LTE)、12時間(Wi-Fi) 10時間(3G)、10時間(4G LTE)、11時間(Wi-Fi) 8時間(3G)、10時間(4G LTE)、10時間(Wi-Fi)
連続ビデオ再生時間 14時間 11時間 10時間
連続オーディオ再生時間 80時間 50時間 40時間

内蔵ストレージは今回iPhoneシリーズ初の128GBが登場するのが新しいところ。一方で32GBモデルが姿を消している。価格はiPhone 6の16GBが67,800円、64GBが79,800円、128GBが89,800円、iPhone 6 Plusは16GBが79,800円、64GBが89,800円、128GBが99,800円となっており、価格面から考えると、従来が約1万円刻みでストレージがアップしていたことから、これまでの32GBモデルが64GBに、64GBが128GBに容量アップしたと考えるのが妥当といえそうだ。

チップは、iPhone 6およびiPhone 6sがA8チップ(M8モーションコプロセッサ)で、iPhone 5sよりも13%小型化し、パフォーマンスは25%向上しているという。また、iPhone 5sから64bit対応となったが、A8でも同様64bit対応となる。

バッテリ容量については公表されていないが、連続最大使用時間に目をやると、ほぼ全ての面で伸びている。「iPhone 6 Plus」に至っては、iPhone 5sに比べ連続最大待受時間が134時間も伸びている。「iPhoneはバッテリの持ちが悪い」と悩んでいたユーザーにとっては朗報と言えるだろう。