既報の通り、EIZOからフレームレスデザインの液晶ディスプレイが2モデル発表された。24.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)の「FlexScan EV2455」、23.8型フルHD(1,920×1,080ドット)の「FlexScan EV2450」だ。ここでは、先だって行われたメディア向け発表会の内容をお届けしたい。
最近はエンターテインメント向けやゲーム向けの液晶ディスプレイ「FORIS」シリーズに力を入れているEIZOだが、「FlexScan EV」シリーズは一般用途やビジネス用途を主なターゲットにしたオールラウンドモデルだ。新モデルとなるFlexScan EV2455(以下、EV2455)とFlexScan EV2450(以下、EV2450)の概要は、別記事「EIZO、フレームレスデザインでマルチモニタに適した24.1型/23.8型液晶」を参照いただきたい。EV2455とEV2450は、液晶パネルのサイズや解像度が異なる以外、機能面はほとんど同じだ。
24.1型のEV2455には、EIZOダイレクト限定のホワイトモデル(写真左)と、セレーングレイモデル(写真右)がある。ホワイトモデルはケーブルを束ねるリングが赤で、グレーのリングも付属。なんだかモ○ルスーツっぽい雰囲気 |
EV2455の左側面。USB 3.0ハブ×2ポートと、音声入力端子、ヘッドホン出力端子がある |
EV2455の背面。映像入力インタフェースは、HDCP対応DVI-D、DisplayPort、HDMI、D-Subの4系統 |
EV2455/EV2450で最大の特徴と言ってよいのは、ベゼル幅が1mmというフレームレスデザインだ。しかも左右回転のピボット機能、上下さかさまでも運用可能と、マルチモニタで真価を発揮する。次ページでは、これまでありそうでなかった(できなかった)マルチモニタ環境を紹介しよう。