ATTO Disk Benchmark 2.47
ATTO Disk Benchmarkでは、Total Lengthの値を変え、64Kbから2GBまで計測した。比較的「いい」スコアが出るソフトなので、それぞれ転送速度を確認しておこう。PX-256M6Sはリードが最大564.113MB/sec、ライトが最大532.152MB/sec、PX-G256M6eはリードが最大794.407MB/sec、ライトが最大795.344MB/secとなった。
ただし、これらはそれぞれの製品のキャッシュメモリに収まるTotal Length(データ転送サイズ)での値。コントローラとインタフェースの帯域幅という意味合いになる。インタフェース的に、PCI Express 2.0 x2接続のM.2なら800MB/sec近く、SATA接続なら560MB/sec近い速度が期待できるわけだ。
Total Lengthが128MB以下でのPX-256M6Sの最高速度。Total Length 512KB、Transfer Size 2MB時でリードが564.113MB/sec。ライトも同じTotal Length 512KB、Transfer Size 2MB時で532.152MB/sec |
では、それぞれの搭載するキャッシュからあふれるより大きなデータ転送サイズで見てみると、PX-256M6Sはリードが最大517.465MB/sec、ライトが最大452.948MB/sec、PX-G256M6eはリードが最大740.335MB/sec、ライトが最大584.861MB/secとなった。多少増減があるものの、それぞれおおむね公称転送速度に近い値が出ている。