うるおいを失った筆者の髪

まずは筆者の髪の毛の様子をご覧いただこう。パーマをかけていたのにケアを何もしていなかったせいで、枝毛だらけになってしまった(これでも傷んでいるところを多少切った)。ちなみに「髪の毛、染めた? 」と言われることがよくあるのだが、染めたことは一度もない。傷んでいるせいで茶色っぽく見えるようだ。もはやここまでひどいと、ドライヤーの実力を見るにはもってこいだな、なんて妙な自信まで出てきてしまった。

女子力ってなんだっけ……? と言いたくなるような髪の毛

毛先はバシバシ。写真ではわからないが実は枝毛だらけ

筆者が普段使用しているドライヤーの値段は1,500円だが、今回使用する「ナノケア EH-NA96」はなんと税別19,000円前後(未発売なので推定価格)。実際に使用した水原希子さんによれば「明らかに乾く速度が違う」うえに、「髪がしっとりしてつやつやになる」らしいのだ。水原さんみたいな髪になれる! と、いかにも短絡的な思考で意気揚々とドライヤーを手に入れたのであった。

「ナノケア EH-NA96」って、どんなドライヤー?

EH-NA96は、ドライヤー内部のセンサーによって室温を検知して風温をコントロールする「インテリジェント温風モード」を搭載している頭のいいドライヤー。「ナノイー」とミネラルマイナスイオンを風とともに吹き出し、髪の毛に届ける。そうして、髪の毛のうるおいが持続する。ちなみに「ナノイー」とは電気を帯びた微細な水のこと。空気中から集めた水分に高電圧をかけて分裂させることで生成されるという。

背面の吸込口にはネットが張られており、ふき取るだけで手入れできる

見た目はわりとビビッドなピンクでかわいらしい。サイズはW20.6×D8.7×H22.8cm。はじめは大きいという印象を受けたが、持ってみると「ドライヤーってこんぐらいだよね」とすんなり受け入れられるくらいのサイズ感である。

吹き出し口

ここに手を当てると、髪にたまったマイナスの電気を逃がすという

はたして、ナノケアは筆者の絶望的な髪の毛にうるおいをもたらしてくれるのだろうか?