質疑応答
プレゼンテーションの終了後、質疑応答の時間がもうけられ、ピーター・チョウ氏が記者団の質問に回答した。HTCは2011年にBeats Audioを買収。当時販売した「HTC J」には、Beats製のカナル型イヤフォンを同梱させていた。しかしその後、HTCはBeats Audioの株を手放している。これについて得られたものを聞かれると、チョウ氏は「HTCでは、質の高いサウンドとカメラ機能を提供することで、優れたユーザー体験を実現することを常に目指している。今日のHTCの製品では、ベストと言える高品質なサウンドを提供できている。これは、これまでのパートナーシップから得られたこと」と回答した。
チョウ氏によれば、HTCにとって日本は優先度の高い市場であるという。「KDDIとは戦略的なパートナーシップを結んでいる。知識やノウハウなどを日本で培い、他国のマーケットにも適用させている」とチョウ氏。「今後とも、パートナーといかに協力して消費者のニーズに応えていけるかを追求していきたい」と話した。
(記事提供: AndroWire編集部)