auのネットワークは世界最高水準

その後、KDDI(au)代表取締役社長の田中孝司氏が登壇し、チョウ氏と対談を行った。チョウ氏によれば、2年前に発売した「HTC J butterfly」(前モデル)は海外でも大きな反響を呼んだとのこと。「日本だけでなく台湾、香港、東南アジアにもHTCのファンができた」と紹介した。田中氏は「日本からも、HTC J butterflyの後継機種を待ち望む声をたくさんいただいている。今日、こうして発表できることを嬉しく思っている」と話した。

トップ対談する、HTCのピーター・チョウ氏とKDDI(au)の田中孝司氏

チョウ氏は、KDDIのネットワークについて「先進的で、品質は世界でも最高水準のひとつ。HTCはこれまで10年ほどKDDIと協業してきたが、高品質なネットワークを構築すべく投資を続けるKDDIの姿に感銘を受けてきた」と話す。田中氏は「この場でネットワークの話ができるのが嬉しい」と笑顔を見せた。「コミックマーケット 86」の会場でWi-Fi電波を提供したこと、台風の影響を受けた沖縄県の基地局を復旧したことなど、直近に行ったいくつかの施策について報告した。

コミケ会場では、基地局車を稼働

台風の影響を受けた沖縄では、早急に基地局の復旧を行った(写真右)

「HTC J butterfly HTL23」では「au 4G LTE」および「WiMAX 2+」の両方で高速通信が利用可能。同社の提供するCA(キャリアアグリゲーション)にも対応する。

「HTC J butterfly HTL23」は、キャリアアグリゲーションにも対応する