追加されたセキュリティ機能

セキュリティベンダーが作ったブラウザなので、独自のセキュリティ機能が追加されている。まずは、サイトの安全性のチェックである。ツールバーにあるCOMODO Web Inspactorボタン(青のwに似たボタンである)をクリックする。図14は、マイナビニュースのトップページで試したものだ。

図14 Web Inspactor

マルウェアなどがないことがオンラインスキャンで確認され、安全なサイトであることがわかる。また、Webページ中のリンクを右クリックすると、[Scan link with Web Inspector]が追加されている(図15)。

図15 [Scan link with Web Inspector]が追加

[Scan link with Web Inspector]を選ぶと、リンク先にWeb Inspactorの結果が表示される。結果は、図14と同じように表示される。また、仮想モードでのブラウジングも可能である。ツールバーの右端のボタンをクリックすると、仮想モードとなる(図16)。

図16 仮想モードの起動

実際に仮想モードを起動するには、CIT(コドモインターネットセキュリティ)のインストールが必要となる(図16のリンクからダウンロード可能である)。フリーで提供されるものなので、興味があれば試してみてほしい。実際に試してみたが、ボタン1つで仮想モードに移行できるのは、扱いやすかった。

このようにセキュリティ機能など、Firefoxにはない機能で追加されている(セキュリティではないが、Facebookでリンクをシェアするボタンもあるが、これも独自機能である)。