PCとして使いやすく進化 - 日本マイクロソフト「Surface Pro 3」
2014年夏モデルPCの中で台風の目となっているのが、日本マイクロソフトの「Surface Pro 3」だ。CPUには第4世代Coreシリーズを搭載し、メモリは4GBまたは8GB、ストレージには64GB/128GB/256GB/512GB SSDを採用。スペック的にはタブレットというより、ハイエンドUltrabookに近い構成だ。12型のタッチ対応液晶ディスプレイは2,160×1,440ドットの高解像度。本体の厚さは9.1mm、重量は約800gと、携帯性にも優れている。同シリーズの特徴である背面のキックスタンドは自由な角度調整が可能となり、2段階だった従来モデルに比べて大きく進化した。付属のスタイラスペンも、書き味が向上している。
もともと初代と2代目の「Surface Pro」は、「タブレットみたいなPC」というキャッチコピーで展開されてきた。液晶ディスプレイが大型化&高解像度化した「Surface Pro 3」は、PCとして使い勝手に主眼をおいたモデルと言えるだろう。オプションのキーボードカバー「Surface Proタイプカバー」と合わせれば2in1 PCとなり、生産的な作業も難なくこなせるだろう。
製品名 | Surface Pro 3 |
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参考価格 | 99,144円(Intel Core i3モデル) |
OS | Windows 8.1 Pro 64bit |
CPU | 第4世代Intel Core i3 / i5 / i7 |
メモリ | 4GB、8GB |
グラフィックス | Intel HD Graphicsシリーズ(CPU内蔵) |
ストレージ | 64GB、128GB、256GB、512GB SSD |
光学ドライブ | - |
ディスプレイ | 12型、2,160×1,440ドット |
タッチパネル | ○(10点マルチタッチ) |
有線LAN | - |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0+LE |
センサー | 加速度、照度、地磁気、ジャイロ |
Webカメラ | フロント/リアとも約500万画素 |
主なインタフェース | USB 3.0、miniDisplayPort、ヘッドセット端子、microSDカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | 約9時間(Web閲覧時) |
本体サイズ | W292.1×D201.4×H9.1mm |
重量 | 約800g |