ベンチマークでパフォーマンスも確認

試用機は、CPUにIntel Core i7-4800MQ、メモリにPC3-12800 16GB、ストレージに1TB HDD、ディスクリートGPUにNVIDIA GeForce GT 730M、OSにWindows 8 Proを搭載する。

直販モデルの場合、CTOにより柔軟にカスタマイズできるので、上記の構成はあくまでも一例となる。以下のベンチマーク結果についてはこの構成での例としてとらえていただきたい。

Windowsの快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」については、かなりよい結果が出た。この場合のグラフィックス評価は、CPU統合のIntel HD Graphocs 4600で行われているのだが、それでも家庭やオフィスでの利用ならば十分なスコアだ。PCの全体的な評価を行う「PCMark 8」の結果もよい。

Windowsエクスペリエンスインデックス

PCMark 8

ビジネス用途を主なターゲットとしたモデルだが、ディスクリートGPUにNVIDIA GeForce GT 730Mを搭載しているため、ゲーム用途にも十分対応可能だ。ゲームの快適さについては「FINAL FANTASY XIV: A Ralm reborn ベンチマーク キャラクター編」をフルHD設定で、3種の品質設定で実施した。

「最高品質」では「設定変更を推奨」となったものの「高品質(ノートPC)」と「標準品質(ノートPC)」では十分な結果が出ており、ゲーミングPCとして作られたわけではないマシンとしては非常によい成績だといえるだろう。

「FINAL FANTASY XIV: A Ralm reborn ベンチマーク キャラクター編」標準品質(ノートPC)

「FINAL FANTASY XIV: A Ralm reborn ベンチマーク キャラクター編」高品質(ノートPC)

「FINAL FANTASY XIV: A Ralm reborn ベンチマーク キャラクター編」最高品質

バッテリーについては「BBench」を、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で実施してみたところ1時間1分1秒利用することができた。モバイル向けのマシンではないからバッテリー駆動時間について重視するユーザーは少ないだろうが、ちょっとした打ち合わせ等には省電力設定にすれば利用できそうだ。また購入時に9セルバッテリーを選択することも可能だ。