ビールのつまみとはいえ、揚げ物(今回は揚げてないが……)や肉ばかり食べていては問題だ。そこで、ちょっとした野菜のおつまみを作ろう。手軽に野菜の調理ができるキッチン家電として注目を集めているのが、ティファールの「フレッシュエクスプレス」だ。これは野菜などの食材を簡単にカットできるフードシュレッダー。ニンジンやダイコンなどをドラムホルダーにセットするだけで、千切りやみじん切り、ウェーブカットなどが自在にできるのだ。
作り方は非常に簡単。ダイコンとニンジンを適当名サイズにカットし、ピーラーなどで皮を剥いておく。下準備はこれだけ。あとはフレッシュエクスプレスにセットし、千切り用のドラムを取り付けて、ボタンを押すだけ。するとほんの一瞬で大量の千切り野菜ができるのだ。あとは、塩やマヨネーズなどで好みの味付けをしていくだけ。
今回はこの2つの野菜しか使っていないがキュウリやキャベツなどを入れてもさらに美味しくなる。さらに黒胡椒をきかせてもいいし、ナッツやハムなどを一緒に混ぜるのもアリだ。食べ応えもあるので、おつまみでもアリながら、お腹も満たすことができる。
ジャガイモを使ったビールに合う!「簡単肉じゃが&ジャーマンポテト」
「野菜」という切り口からは若干ずれてしまうがジャガイモを使った料理も「フレッシュエクスプレス」を使うと簡単にできる。タマネギを薄切りに、ジャガイモをクリンクルカット(波打った薄切り)用のドラムで薄切りにすることで、素早く火を通すことが可能だ。カットしたタマネギ、ジャガイモは牛肉や豚肉と一緒に鍋で煮込めば、簡単に肉じゃがが作れる。めんつゆで煮込むと肉じゃがだが、醤油と砂糖などで味付けすれば、すき焼き(牛丼)風にもできる。このあたりはビールとの相性や好みで選ぶといいだろう。
さらにジャガイモは電子レンジで軽くチンしておき、ベーコンとタマネギを炒め、塩と黒胡椒で味付けすれば、ジャーマンポテトも簡単にできる。間違いなくビールに合うドイツ料理の完成だ。
今回紹介した料理のほとんどは、ほんのわずかな包丁によるカットだけで、短時間で作ることが可能。最初の1本目のビールを飲んでいる間にできあがってしまうようなメニューも少なくない。
出来合のおつまみもいいが、ときにはこんな風に作ってみるのもおすすめだ。ビール片手のおつまみ作りは、これもまた楽しいのだ。