帰宅してシャツやパンツを脱ぎながらまっすぐ冷蔵庫へ。そして缶をプシュっと開け、ノドがひりひりするギリギリまで一気にビールを流し込む。そんなじりじりする暑さの夏がやってきた。前回(「もっとビールを美味しく飲むための2つの面白ガジェット」編)は、ビールが冷えていないときに急いで冷やせるガジェットと、冷えたビールをもっと美味しく飲むためのガジェットを紹介した。今回は、ビールをより美味しく飲むための、おつまみが作れる調理家電を紹介しよう。

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クリスタルオーブンで作る「軟骨の唐揚げノンフライバージョン」

ビールに合うおつまみを作ると言っても、単に買ってきた食材を温めたり、焼いたりするだけではつまらない。とはいえ、本格的な調理もおっくうだ。ほんのちょっとの手間で美味しく作れるおつまみを紹介しよう。まず、最初にオススメしたいのが、cuma amadanaの「クリスタルオーブン」だ。これはいわゆる、ノンフライ調理器のひとつ。本体上部にヒーターとファンを搭載しており、熱風でガラスボウルにセットした食材を加熱調理することができる。いわゆる、揚げない唐揚げなども作れるが、いつもそれではつまらない。今回おすすめしたいのが、「軟骨の唐揚げノンフライバージョン」だ!

cuma amadana「クリスタルオーブン CM-CO35-BK」(実勢価格13,980円)

作り方は簡単。スーパーなどで売っているヒザ軟骨に、醤油、酒などをまぶしてちょっと濃いめに味付けをし、さらに片栗粉まぶしてちょっとだけ寝かせる。あとは、それをクリスタルオーブンの網の上に並べて、230°Cで15分ほど加熱するだけだ。コツは軟骨同士ができるだけくっつかないようにすること。途中で一度フタを開けて、くっついているところを剥がすと、カリカリ感もアップする。

味付けして片栗粉をまぶしたヒザ軟骨を網の上に並べる

230°Cに設定して15分ほど焼く。あとは様子を見て加熱時間を足したり、裏返すといいだろう。ちょっと焦げている方が美味しい

焼き上がった状態。トングなどで混ぜて焦げの状態などをチェックしよう

葉物野菜の上に載せて完成。黒胡椒などを散らすとさらにスパイシーだ

できあがりは、居酒屋などで食べる軟骨から揚げそのままの食感が楽しめる。濃いめの味付けにしておけば、ビールに合うことは間違いなしだ。もし調理前の味付けが薄かったら、塩を追加してもいいし、カレー粉やチリパウダーなどで辛さをプラスするのもアリだ。