隠れた大ネタ? 究極の「R2-D2」開発中!
Omnibotコーナーに新発表はなかったものの、タカラトミーブースにはひとつ大ネタがあった。それが『スター・ウォーズ』コーナーにあった、開発中の「リアルドロイド(仮)R2-D2」。取材でも撮影禁止ということで詳しくお見せすることはできないのだが、静態展示ながらも実際に動作可能という試作品が出展されていた。サイズは劇中の半分程度だが、極力プロップの機構を再現し、画像や音声の認識により自律動作も可能となる予定。ブルーレイドライブとプロジェクターを搭載して実用性を持たせ、価格は30万円前後を目指すと言う。ただし発売時期などは今のところ未定。
以前、トミーダイレクトからは米ハズブロ製の「インタラクティブ R2-D2」が発売、ニッコーからもやはり30万円以上する「R2-D2 DVDプロジェクター」が発売されたが、今回開発中のものが完成すれば、それらをはるかに超えた究極モデルになりそうだ。
『スター・ウォーズ』1作目公開以来の懐かしトイ展示コーナー。1978年にタカラ(当時)から発売された「スーパーコントロール R2-D2」 |
2005年に発売、親指サイズまで小さくなった赤外線コントロールの「マイクロドロイド」シリーズ |
「リアルドロイド(仮)R2-D2」のコーナーに展示されていたパネル。コレは期待するしかない! |
リカちゃんワールドにおてつだいロボットが登場!?
言わずと知れたタカラトミーの看板女児玩具「リカちゃん」は今年、「ちょっぴり未来を感じさせる新しい街 "スマートタウン"」のストーリーを展開。住宅メーカーのパナホームとコラボし、スマホやタブレットのARアプリとの連動でエコ意識を育むリカちゃんハウス「おしゃべりスマートハウス ゆったりさん」を発売する。
そして、このスマートタウンのストーリーにのっとって、おてつだいロボット「マカロン」も発売される。実はリカちゃんシリーズには、1977年に発売された幼女型アンドロイド「おてつだいロボかぞく」という先鋭的なアイテムがあるのだが、ロボットの登場はそれ以来か?
マカロンは秋以降の発売で価格は2,000~3,000円程度の予定。電池で走行するシンプルなもので、実際のロボット的な機能はないそうだが、イマドキ女児の脳内世界では「ロボットのいる暮らし」が当たり前になっていくのかも? ということで要注目。人気が出れば、Omnibotブランドで本格ロボット機能を持ったマカロン発売というのもアリなのでは?